Mozilla Foundationは今週末、Dogecoin(DOGE)での寄付を受け入れることを発表しました。これにより、プロジェクトの共同設立者であるJamie Zawinski氏の怒りを買い、同氏は暗号通貨に対する批判を率直に表明しています
MozillaがDogecoin (DOGE)を受け入れ開始
Zawinski氏の投稿が示唆しているのとは異なり、Mozillaは以前から、正確には2014年から、暗号による寄付を受け付けています。Mozillaのツイートで説明されているように、これらはBitPayによってサポートされています。
DOGEに加えて、寄付者はBitcoin、Bitcoin Cash、Ether、Litecoin、XRP、さらには柴犬を送ることができますが、これについて財団は口を閉ざしています。なお、BitPayを利用することで、Mozillaはサービスプロバイダーが交換を行うことで、不換通貨で資金を受け取ることができます。
Mozilla共同創業者が語る
Dogecoinに関するMozillaの発表は、オープンソース・コミュニティには受け入れられず、Twitterで不快感を表明しました。特に、1999年にMozilla.orgの共同設立者であり、プロジェクトを去ったJamie Zawinski氏。
彼によると、暗号通貨を受け入れることは、Mozillaが掲げる理想に完全に反しています:
Dabble in @dogecoin? HODLing some Bitcoin & Ethereum?
@BitPayを使って、cryptocurrencyでの寄付を受け付けています。 https://t.co/EOsLD1Z88O
– Mozilla (@mozilla) 2021年12月31日
「プロジェクトに関わった全員が、地球を焼却しているネズミ講との提携を決めたことを恥じて死ぬべきだ」
詐欺やポンジの非難は非現実的な攻撃なので、簡単に省略します。暗号通貨の生態系への影響に関しては、確かにここ数ヶ月で批判の声が目立ってきています。
賛成派と反対派がそれぞれの解釈を巡って体系的に引き裂いている状態で、冷静に議論することは難しい。分かっているのは、ビットコイン・ネットワーク(BTC)やプルーフ・オブ・ワーク一般のエコロジー・コストは、一般の人々にはほとんど理解されていないということです。
また、オープンソースコミュニティと暗号コミュニティが守る理想はしばしば一致しており、ワーキンググループが組織化する際に使用する方法も一致していることは注目に値します。そのため、この2つが明確に対立することは興味深いことです。