ナイキ、ウォルマート、サムスンに続いて、マクドナルドもメタバースに投資する準備をしているようです。アメリカの大手ファーストフード企業が、バーチャル・レストランのオープンを示唆するいくつかの商標を登録しました
McDonald’s to enter metaverse soon
マーク・ザッカーバーグがメタバースをFacebookグループの新しい優先事項とし、この機会にMetaと改名して以来、すべての主要ブランドがこの新しい仮想エルドラドに投資しようとしています。
2022年だけでも、Disney、Walmart、Warner Music、Carrefour、Samsung、Gucciなどが挙げられます。2月4日には、McDonald’s社がメタバース内にレストランをオープンするために、いくつかの商標を登録しました。
この発見をしたのは、専門の弁護士であるJosh Gerben氏で、彼の事務所では日々新しい商標申請を監視しています。昨日は、有名なファストフードチェーン店「
」が提出した10件の申請書をツイートした。
マクドナルドはメタバースに向かっている。
同社は、「実際の商品とバーチャルな商品を提供するバーチャルなレストラン」と「宅配サービスを提供するバーチャルなレストランの運営」を予定していることを示す10件の商標を出願しています。 ” Mcdonalds Metaverse pic.twitter.com/J9pK7EK9nl
– Josh Gerben (@JoshGerben) 2022年2月9日。
メタバースで注文すると家に届く
マクドナルドの要望の詳細を見ていくと、「バーチャルとリアルの両方の商品を提供するバーチャルレストラン」の運営や「宅配」を求めていることが読み取れます。近い将来、メタバースでマクドナルドに注文すると、現実世界でハンバーガーやポテトが運ばれてくるようになることも考えられます。
マクドナルドのメタヴァース計画はそれだけではありません。同ブランドは、NFT(ノンファンジブル・トークン)の発行を含め、バーチャルな飲食物を提供する意向を明らかにしています。さらに驚くべきことに、イベントにも興味を持っているようで、特に「リアルとバーチャルのオンラインコンサート」を開催することに興味を持っているようです。
McDonald’s is not new to the business
エコシステムを観察している人にとって、マクドナルドがメタバースに参入することは驚きではありません。昨年、フランスのマクドナルドでは、すでにコンテストの一環としてNFT(non-fungible token)を無料で配布していました。
そして過去数ヶ月間、このブランドは暗号通貨の愛好家たちと定期的にコミュニケーションをとってきました。その一例が、市場が2021年夏以来の最安値を記録していた1月下旬に発信したあざといツイートです。
How are you doing people who run crypt twitter accounts
– マクドナルド(@McDonalds)2022年1月24日
今、ファストフードの巨人はメタバースに投資してギアを上げる準備をしています。The Sandbox(SAND)とDecentraland(MANA)の間で、ブランドがどちらの仮想世界に最初に投資しようとしているのかが気になるところです。