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ゲンスラー氏、ビットコインETFに疑問を呈する議員に暗号市場を非難

by Patricia

U.S. Securities and Exchange Commission(米国証券取引委員会)のゲーリー・ゲンスラー委員長は本日、上院の公聴会で暗号業界を非難し続けた。

ビル・ハガティ上院議員(テネシー州選出)は、先月連邦判事がSECよりもグレイスケールを支持するという爆弾判決を下したことに言及し、ビットコインのスポットETFを承認するために同機関が提出する申請書で何を確認する必要があるのかをゲンスラー氏に尋ねた。

ゲンスラー氏は火曜日の上院銀行委員会で、SECは「まだその決定を検討している」と述べ、さらに「ビットコインの上場商品に関する複数の届出がある。スタッフの提言を楽しみにしている」

先月、裁判官は、SECがGrayscaleのスポットビットコインETF申請を却下したことを見直す必要があるとの判決を下し、Grayscaleが規制当局を提訴したことを支持した。

ビットコインのスポットETFは今、暗号の世界で最もホットなトピックである。SECは何年もの間、投資家が資産を保有することなくビットコインへのエクスポージャーを得ることができる商品の申請を拒否してきた。

しかし、機関投資家を含む投資家は、より安全で簡単な方法で暗号の世界に直接触れることができるため、この商品に飢えている。

今日、資産運用会社のフランクリン・テンプルトンは、”フランクリン・ビットコインETF “をSECに申請し、ビットコインETFレースに参入する最新のウォール街の巨人となった。

他にも、世界最大のファンドマネージャーであるブラックロックや、ボストンを拠点とする大手投資会社フィデリティなどが、商品の承認を得ようとしている。

ゲンスラーは今日、この業界はコンプライアンス違反のワイルドウエストだと改めて指摘した。「この業界は詐欺、乱用、不正行為が横行している」と彼は議員に語った。

一部の議員は、ゲンスラーが暗号企業に求めるものが明確でなく、かえってイノベーションを阻害していると批判している。

彼の監視下で、規制当局はデジタル資産業界を厳しく取り締まり、Coinbase、Binance、Krakenなどの主要な暗号ブランドに訴訟を起こしている。

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