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AIスタートアップのインワールド、より優れたビデオゲームキャラクター作成のため5000万ドルを調達

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ビデオゲーム開発会社Inworld AIは、最新の資金調達ラウンドを終了し、同社の総評価額が5億ドルに達したと水曜日に発表した。以前の報道では、調達額は3000万ドルとされていたが、Inworld AIの広報担当者はTCNに対し、実際には5000万ドル以上であるとメールで回答した。

「Inworld AI の共同設立者であるイリヤ・ゲルフェンベイン氏は、今回の資金調達と評価を発表したブログの中で次のように述べている。

今回の資金調達ラウンドはLightspeed Venture Partnersが主導し、スタンフォード大学、サムスン・ネクスト、戦略的投資家であるマイクロソフトのM12ファンド、エリック・シュミットのファースト・スパーク・ベンチャーズ、LGテクノロジー・ベンチャーズからの出資も含まれている。

「Lightspeed Venture PartnersのMoritz Baier-LentzとKishen Patelは声明の中で、「Lightspeedでは、AIがゲーム開発のあらゆる面を一新し、業界をかつてない創造性と革新の時代へと押し上げると信じています。”遊びの無限の力 “が技術の境界を広げ続ける未来 “

Inworld AIは、グーグル、DeepMind、そして2016年にグーグルに買収されたAPI.AIの元開発者たちによって2021年7月に立ち上げられた


インワールドAIの主な焦点は、人工知能を使用してビデオゲームでよりインタラクティブなノンプレイヤーキャラクター(NPC)を作成するキャラクターエンジンである。Inworld AIの技術は、すでに『Skyrim』、『Stardew Valley』、『Grand Theft Auto V』のゲーム内MODの作成に使用されている。

インワールドは昨年、拡張現実、NFT、人工知能に焦点を当てたプロジェクトを構築する6社のうちの1社として、2022年のディズニー・アクセラレーターに選ばれた。

インワールドAIによると、今回の資金調達額は1億ドルに達し、研究開発、雇用、インフラ整備に充てられるという。

資金調達が急増している他のAI開発企業には、6月に13億ドルを調達したNvidiaとマイクロソフトが支援するInflection AIや、同月に1億4100万ドルを調達したRunway AIなどがある。

ゲルフェンバインは、今後の計画として、Inworldプラットフォームの一部をオープンソース化することを挙げ、コラボレーションがイノベーションを促進すると語った。

「オープンソースコミュニティと共に、我々はゲーム業界全体を向上させるジェネレーティブAIのイノベーションを推し進めるつもりだ」とゲルフェンベインは語った

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