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インスタグラム、画像の背景を入れ替えるジェネレーティブAIを追加

by Thomas

Meta社の写真共有アプリInstagramは本日、Backdropと呼ばれるAIによる背景編集機能を開始した。現在、米国在住のユーザーに限定されているが、このジェネレーティブAIツールは、Meta社内のEmu Edit技術を活用している。

Backdropは、カラーフィルターや基本的な微調整の域を超えるとMetaは発表の中で述べている。

“backdropを使えば、”恐竜に追いかけられる “や “子犬に囲まれる “のようなプロンプトを数回タップするだけで画像の背景を再構築し、ストーリーのための全く新しい画像を作成することができる。MetaのジェネレーティブAIリードであるAhmad Al-Dahle氏は、MetaがTwitterと競合するThreadsに投稿した。

イメージ: スレッド上の@aaldahle

イメージ: スレッド上の@aaldahle


新しいストーリーの上部にあるバックドロップのボタンをタップして、ストーリーを始めましょう。”そして、一度投稿すると、作成した画像をシェアする際に’Try it’ステッカーが表示され、友達が初めてbackdropを使うのがさらに簡単になります。”

高度な技術を利用しながらも、このツールはシンプルに設計されている。ユーザーには、「レッドカーペットの上で」など、さまざまなプロンプト候補が提示され、独自のプロンプトを作成するオプションも用意されている。

Metaは、写真を投稿する人の自信と創造性を高めるためにAIを使用しているように見えるが、他の人にもこの機能を試してもらうよう促している。

ソーシャル・プラットフォームは、自社のアプリにAIをどんどん導入している。Snapchatは最近、同様のAI搭載機能を導入した。

これは、ビジネス戦略としてAIに賭けるメタのチップのひとつに過ぎない。マーク・ザッカーベグがメタバースからAIに軸足を移したのは、オープンソースコミュニティへの大きな関与と、WhatsappとFacebook MessengerにおけるジェネレーティブAI機能のリリースによって特徴付けられる。Metaはまた最近、EMUを使用しながらも独立したウェブサイトとして提供されるAI画像ジェネレーター「Imagine with Meta」を発表した。

マーク・ザッカーバーグが発表したように、メタのスレッドのヨーロッパ諸国への拡大は、メタのグローバル戦略における新たな重要なマイルストーンとなる。ThreadsとAI主導の機能のMetaプラットフォーム全体への拡大は、AIを強化し、グローバルにつながる未来に対する同社のビジョンを示している。

そしてそのビジョンはきっと、半分足の生えたアニメのアバターがいるメタバースよりもエキサイティングなものに思えるだろう。

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