MicroStrategyはビットコインの買い増しを続け、現在合計152,333枚のデジタルコインを保有している。
水曜日に米国証券取引委員会に提出された書類によると、同社は4月29日から6月27日の間に1万2333ビットコインを約3億4700万ドルの現金で購入した。これはMicroStrategyにとってこれまでで最大の購入額となる。
同社が保有するビットコインの平均購入価格は、1コインあたり約29,668ドルであると、提出書類には記されている。
ビジネスインテリジェンス、モバイルソフトウェア、クラウドベースのサービスを提供するマイクロストラテジーは、他のどの上場企業よりも多くのビットコインを保有している。
同社は2020年8月に暗号通貨の購入を開始した。共同創業者のマイケル・セイラー氏は当時、その理由はインフレに対するヘッジだと述べていた。本日未明、彼はツイッターで同社がビットコインの宝庫を増やしたというニュースを再共有した
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MicroStrategyは、bitcoinあたりの平均価格28,136ドルで12,333 BTCを~347.0百万ドルで追加取得しました。6/27/23現在、@MicroStrategyは152,333の$BTCを平均価格29,668ドル/ビットコインで約45.2億ドルで取得。$MSTR https://t.co/joHo1gEnR0
– Michael Saylor⚡️ (@saylor) 2023年6月28日
時価総額最大のデジタル資産は、1コインあたり12,000ドル以下だった当時の価格から大幅に上昇している。2020年以降、セイラー氏はビットコインは “人工合成された医薬品グレードの金 “だと話している。
先月、セイラー氏は自社の戦略について「ビットコインを購入し保有することであり、その戦略を追求する上で一貫性、透明性、責任感を持つことが重要だ」と述べた
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ビットコインが2021年11月の史上最高値69,044ドルから急落したにもかかわらず、MicroStrategyの計画は実を結んでいるようだ。ナスダック市場でMSTRとして取引されている同社の株価は、2020年に初めてビットコインを購入して以来、162%以上上昇している。
MicroStrategyは現在、企業の迅速な資金移動を支援する「企業向けLightningソリューション」に取り組んでいるとセイラー氏は述べた。ライトニング・ネットワークは、ビットコイン取引を迅速かつ安価に行えるようにする第2層のネットワークである。