暗号取引所CoinExは、ハッカー容疑者がサイトから数百万ドル相当のトークンを流出させた後、プラットフォームからの引き出しを停止した。
複数のサイバーセキュリティ企業が昨日X(以前はツイッターとして知られていた)で警告を発した後、Coinexは “CoinExの取引所資産を保管するために使用されているいくつかのホットウォレットアドレスからの異常な引き出しを検出した “と述べた。
最初の警告では、イーサリアム(ETH)、トロン(TRON)、ポリゴン(MATIC)で2,700万ドルの損失が発生する可能性があると示された。
CoinExは火曜日の夜、正確な損失額はまだ確定していないと述べたが、「CoinExの総資産のごく一部」であると付け加えた。
緊急通知: CoinExにおけるセキュリティインシデント – 即時対応中
2023年9月12日、当社のリスクコントロールシステムは、CoinExの取引所資産の保管に使用されている複数のホットウォレットアドレスからの異常な引き出しを検知しました。早急に事態の深刻さを認識し、…
– CoinEx Global (@coinexcom) 2023年9月12日
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プラットフォームチームが事件を調査している間、同プラットフォームでは引き出しと預け入れの両方が無効になっています。
“我々は、すべてのユーザーに保証します:あなたの資産は安全であり、変更されていません。”と同社はXで述べている。
情報漏洩を認めて以来、CoinExはハッキングに関連する疑わしいウォレットアドレスのリストをいくつか共有している。影響を受けるトークンには、最初にフラグが立てられた3つのトークンのほか、ビットコイン(BTC)、Arbitrum(ARB)、Solana(SOL)、および他の半ダースの暗号通貨が含まれる。
CoinExとは
2017年に設立された暗号取引所CoinExは、世界最大の暗号通貨の最初のハードフォーク後、ビットコインキャッシュ(BCH)に焦点を当ててその名を知られるようになった。2020年には大規模な拡張を行い、先物取引、レバレッジ取引、オプション取引、100以上のトークンプロジェクトへのアクセスを提供するようになった。
先月、同社はブログ投稿で「世界クラスのセキュリティ・インフラのおかげで、これまで一度もセキュリティ侵害を受けたことがない」と自慢した。