Earlier today, it was Bitcoin Cash – now, itecoin.
この2つの暗号通貨は、ウォール街を支援するEDX Marketsが先週上場して以来、投資家から新たな関心を集めている。
特にライトコインは、時価総額でデジタル資産トップ10に再浮上した。
CoinGeckoによると、ビットコインフォークは過去24時間で23.6%上昇し、104.63ドルで取引されている。これは現在、最もパフォーマンスの良いデジタル資産の一つとなっている。
また、過去7日間で15%も値上がりしており、時価総額77億ドルのデジタル資産トップ10の座を取り戻したことになる。
ライトコインに再び注目が集まっている理由のひとつは、シタデル証券とフィデリティが支援するEDXマーケッツが取引所での取引に選んだ4つの暗号通貨のひとつだからだろう。これは、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムと並んで、規制当局が未登録の証券であるとして、ライトコインを標的にする可能性が低いからだと、専門家はTCNに語った。
米国証券取引委員会は今年、暗号業界、特に未登録証券とみなされるコインやトークンに対する厳しい取り締まりを開始した。
EDXのジャミル・ナザラリ最高経営責任者(CEO)は、EDXに上場している4つの資産は証券ではないと「非常に安心している」と述べた。
EDXは「TradFi」の重鎮であるチャールズ・シュワブ、シタデル証券、フィデリティ・デジタル・アセットが支援する新しい取引所である
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取引所の立ち上げにより、投資家は暗号に現金を投入するようになり、ちょっとしたブル・ランにつながった。しかし、この急騰の原因はウォール街だけではないだろう。
来月末にはライトコインの「半減」が予定されており、マイニング報酬用のコインの供給が半分に減らされる。このようなイベントは、最近のビットコイン半減の上昇時など、以前にもコインの強気な値動きを引き起こしたことがある
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ANDDD THERE THERE LITECOIN WAKING UP pic.twitter.com/DXa2LEvvBk
– K A L E O (@CryptoKaleo) 2023年6月30日
ライトコインは2011年に元グーグル社員のチャーリー・リーによって立ち上げられた。彼はビットコインのより高速で安価なバージョンを作りたいと考え、ビットコインのブロックチェーンをフォークした。
その目的は、最も古く有名なデジタル通貨よりも安価なピアツーピアの現金システムを作ることだった。ビットコインの「デジタル・ゴールド」に対する「銀」である。しかし、この資産はビットコインを上回る普及には成功しておらず、近年は投資家の間でも人気が落ちていた。これまではそうだったようだ。