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アーク・インベスト・ビットコインETF、2日目の資金流出

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ビットコインETFウォッチャーは、ブラックロックのIBITがグレイスケールのGBTCを運用資産で追い抜く「反転」の可能性に注目しているが、別のETFでは資金流出が加速している。

Farside Investorsのデータによると、キャシー・ウッドのArk Investが運用するArk 21 Shares Bitcoin ETF (ARKB)は、今月に入ってから初めて2日連続で資金流出を記録した。4月16日には約1,290万ドルの資金が流出し、17日にはさらに4,270万ドルの資金が流出した。

21 Sharesのウェブサイトのデータによると、ARKBは現在27億ドル相当の資産を保有しており、ビットコイン価格が年初の約42,000ドルから現在の約63,000ドルまで上昇したため、年初来のリターンは37.08%となっている。

ARKBの資金流出は、より広いビットコインETF市場の資金流出と同様に加速しており、先週初めから2日間だけ純流入があった。昨日の純流出総額は1億6,500万ドルに達し、その大部分はGBTCの1億3,310万ドルの流出で占められている


ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、IBITが月末までに運用資産でGBTCを追い抜く可能性を示唆した。

今月初め、GrayscaleのCEOであるMicheal Sonnenshein氏は、GBTCからの資金流出が「少し均衡し始めた」ことを示唆し、ファンドからの最初の資金流出は「予想されていた」ものであり、FTXや他の暗号企業の倒産に関連した売りから生じたものだと主張した。

ARKBの資金流出は、アークが米国ETF市場でのシェア低下に直面していることに起因する。

過去1年間で、アークのETFは27億ドルの資金流出を記録し、2024年1~3月期には18億ドルの資金が流出した。今週、同社は初の欧州ETFであるArk Innovation UCITS ETF (ARKK)、Ark Genomic Revolution UCITS ETF (ARKG)、Ark Artificial Intelligence & Robots UCITS ETF (ARKI)をローンチした。

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