人気バトルロワイヤルタイトル「PUBG: Battlegrounds」(当初はPlayerUnknown’s Battlegrounds)を開発したゲーム開発会社Kraftonは、USDCでの決済にCosmos SDKを利用するブロックチェーンプロジェクト「Settlus」の計画を発表した。
CircleのCEOであるJeremy AllaireがTwitterに投稿したMediumの記事によると、KraftonはCircleとAngelHackと共に、火曜日に開催されたKorea Blockchain WeekのCircle Hacker HouseイベントでSettlusブロックチェーンプラットフォームを紹介した。
Allaire氏はこのニュースを「かなりエキサイティング」と呼び、PUBGの月間アクティブユーザー3000万人が新しい決済レイヤーに参加する可能性があることを強調した。
@PUBG)が、$USDCを使用した決済レイヤーを導入するための新たな取り組みを、サークルHacker House Koreaの@cosmosで発表しました。https://t.co/FFyWmgDdBi
– Jeremy Allaire (@jerallaire) 2023年9月5日
CosmosSDK(Cosmosソフトウェア開発キット)は、同じ標準を使用して構築された他のブロックチェーンと相互運用可能な新しいレイヤー1ブロックチェーンを構築するためのフレームワークです
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新しいレイヤー1ブロックチェーン
Settlusのウェブサイトとソーシャルメディアアカウントが昨日公開された。ウェブサイトによると、テストネットは2024年初頭に開始される。
Settlusは、決済とメタバース関連プロジェクトのための新しいレイヤー1ブロックチェーンである。
このブロックチェーンの興味深い特徴は、ネットワーク上のガス料金はステーブルコインを通じて支払われ、コンテンツクリエイターの支払い決済は当初、CircleのステーブルコインUSDCを通じて行われる。
9月1日、Circleは、Cosmosエコシステム内のIBCプロトコルによって可能になるブロックチェーン間転送と相まって、Cosmosネットワーク内でのネイティブアセット発行のために特別に設計されたアプリチェーンであるNobleを通じて、Cosmosエコシステム内でのネイティブUSDCサポートを開始した。
Settlusの開発チームは、メタバース・プラットフォームProject Migalooのビジョンも拡大した。Project MigalooのBiz & Camp; OpsチームリーダーのBryan Song氏によると、MigalooはSettlusブロックチェーンと「連携して」開発され、クリエイターが制作したデジタル資産のNFTを自動的に生成し、プラットフォーム上で販売されたロイヤリティの権利を割り当てる「create-to-earn」システムをコンテンツクリエイターに提供する。