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フランスのインフレ率:8月は反発、食品価格はやや鈍化

by v

INSEEによる初期推計によると、楽観的な予測にもかかわらず、8月のインフレ率は回復した。どのセクターが最も影響を受けているのか、また今後数ヶ月でどのようなことが予想されるのか。

フランスで8月のインフレ率が上昇

先月のインフレ率は+4.3%でした。しかしINSEEが本日発表した最初の結果によると、8月のインフレ率は再び上昇し、1年間で+4.8%となった。インフレ率は昨年2月にピークを迎え、その後徐々に低下した。

インフレ率は2017年から上昇している

インフレ率は2017年から上昇している


INSEEにとって、この反騰はエネルギー価格の上昇によるところが大きい。

“このインフレ率の上昇は、エネルギー価格の反騰によるものである。[特に、2023年8月1日の石油製品価格と電力料金の値上げの結果、エネルギー価格が上昇することが予想される。

“食品セクターの価格上昇率は、前月の+12.7%から+11.1%に低下した。これは特に生鮮食品を除く食品で顕著である。製造品とサービスも鈍化しているが、その程度は小さい。製造財は前月の3.4%増に対し3.1%増となった。後者は7月の+3.1%に対し+2.9%であった。

ブルーノ・ルメールは製造業者との交渉を希望

ますます多くのアナリストが、インフレを煽った企業収益を指摘している。IMFのエコノミストは6月、ユーロ圏ではインフレの45%が利益によるものだと推定した。これを受けて、昨日、大手小売業者が経済省に出頭した。メーカーとの交渉は予想より早く始まるはずだ。

フランスのブルーノ・ルメール経済相は『ル・パリジャン』紙のインタビューで、物価上昇に立ち向かう決意を再確認した。
何も決まっていない。明日(今週木曜日)、製造業者と面談する。それぞれのプレーヤーを考慮しなければならない。何ができて、何ができないかを検討する。しかし、我々の目的は価格を下げることだ

昨年6月、フランス経済大臣は、インフレはここにとどまり、フランスはコビド以前の水準に戻ることはないだろうと述べた。

「この危機を脱したとき、コヴィッド危機以前のようなインフレ水準が続くだろうか?答えはノーだ。[…)以前のような0%前後の超低金利には戻らないと思います。

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