イーサリアム現物ETFは18日連続で純流入を記録し、新たな記録樹立目前。水曜日に2億4,000万ドルの資金流入を記録し、ビットコインETFを凌駕。この前向きな数字に注目。
イーサリアムETFは数週間前から好調を維持
暗号資産投資家なら誰もが気づいているように、ETHは今回のブルランでBTCを大幅に下回り、2021年11月10日に記録した史上最高値(ATH)4,878ドルから43.7%下落したままです。
それでも、この資産は直近数週間で回復の兆しを見せており、4月9日に2年ぶりの安値1,384ドルを記録した後、ETHの価格は約100%上昇し2,750ドルまで回復しています:
さらに、この好勢いは米国のイーサリアム現物ETFにも波及しており、水曜日にはビットコイン現物ETFを純流入額で上回り、それぞれ2億4,029万ドルと1億6,456万ドルを記録しました。
もちろん、これは初めてのことではありません。SoSoValueのデータによると、イーサリアムETFはドル換算の純流入額がビットコインETFを上回った日が84日あります。しかし、水曜日は多くの点で注目すべき日となりました。
純流入額で7番目に大きな日であり、取引高で16番目に大きな日(8億3,099万ドル)であるだけでなく、18営業日連続の純流入を記録した点が特に注目されます。
木曜日もポジティブであれば、これらのETFは新たな記録シリーズを樹立します。実際、最長の記録シリーズは18日間(暦日数とは異なる)で、2024年11月22日から12月18日まで続きました。
当時、純流入額は合計で約24億5,000万ドルに達し、現在のシリーズ(12億5,000万ドル超)のほぼ2倍に相当します。
これにより、米国イーサリアム現物ETFが保有する資産の価値にたどり着きます。現在、この統計は約110億5,000万ドルとなっています。2ヶ月間の上昇にもかかわらず、2024年12月16日のATH(142億8,000万ドル)と比較して、依然として22.6%の減少となっています:
価格面での上昇余地が見られるものの、ETH換算では現在、12月の記録を上回っています。実際、現在の金額は398万単位を超え、昨年12月16日の358万単位を上回っています。
ETHの市場資本化が3314億8000万ドル(執筆時点)であるのに対し、その3.33%がETFによってロックアップされています。比較のため、ビットコインETFの同統計は6.16%で、ビットコインETFはイーサリアムETFの約12倍の規模です。